総合評価
A
マエストロ・ネキティアは通常のキャラとは一線を画す「攻撃の概念を持たず、ただ死を促すだけの存在」であり、その挙動は非常に特殊。
出撃時は艦船の真下に固定出現し、ゆっくりと戦場中央手前まで前進。一定距離ごとに演奏者を召喚しながら、敵全体に段階的なデバフ(HP割合ダメージ・攻撃力減少・受ける回復量減少・受けるダメージ増幅)を重ねていく。指定地点に到達すると使用可能になる究極スキルでは、これまで蓄積したデバフの重複数を一気に増加させ、その効果倍率を3倍に強化。対象のHPは毎秒削れ、デバフを解除できなければそのまま死に至る。
ただし、究極スキル使用時点で戦場に存在しなかった敵には一切効果がなく、またBOSSや艦船を削る手段を持たないため、勝利するためには他の削り役が必要。
PvE評価
A
PvEでは攻撃手段を持たない構成上、通常ステージでは完全に出番がない。
唯一の採用先はコンソーシアム協力戦のタイラントギガス戦。そこではデバフ量と被ダメージ軽減を目的に採用されるケースがある。
PvP評価
B
PvPでは完全に趣味枠かと思いきや、相手の構成次第では詰ませることも可能。
デバフは全体への毎秒HP減少+攻撃力低下+回復量低下+被ダメ増幅のため、究極スキルを発動させると相手の装備や回復支援をほぼ無視して全滅させることができる。
問題点は艦船下からゆっくり究極スキル発動可能ポイントまで進軍するため時間がかかり、特に中央付近では敵の攻撃にさらされる可能性が高いこと。また、覚醒イチノセのタワーに毎秒4%ダメージが刺さるため出会ってしまったら回復を追いつかせることが困難。更にマエストロのデバフはデバフ無効で解除可能のため元からデバフ無効のキャラやカタリナのデバフ無効フィールド、オペレーターのオリヴィエを使われると戦略そのものが崩壊する。
他にも、究極発動前にコストを温存しておき発動後にキャラを再展開する方法や、究極スキル後の不死状態をオペレーターのセリーナで解除してデバフを終了させるいった対処法も存在する。
強み
- 究極スキル発動後に超強化される全体への毎秒HP減少+攻撃力低下+回復量低下+被ダメ増幅デバフ
弱み
- 7コストと重い
- 攻撃手段を持たない
- 究極キル発動まで長い
- デバフ無効に効かない
- 覚醒イチノセの存在