総合評価
A
ムラサメ・シノは常時敵全体の回復阻害と敵火力役への攻撃速度低下、スキルによる被ダメージ増幅・バフ無効といったデバフメインの前衛サポーター。
常在型能力の「受ける回復量-90%」と「ストライカー・レンジャー・スナイパーの攻撃速度-25%」はフィールド全体への永続デバフ扱いとなるためデバフ無効の対象外になる非常に強力なものである。
他にも特殊スキルの受けるダメージ増幅、究極スキルのバフ無効といったデバフがあるのだが、ムラサメ自身が火力も耐久力も高いわけではないことが採用のネックとなる。
2024年10月のバランス調整でリアクター効果から毎秒HP回復&ダメージ減衰の耐久力up効果が削除され、どうでもいい効果だけが残ったため実質リアクター無し状態。その失われた耐久性能を補うために耐久特化構成にできる専用装備への依存度は高い。
PvE評価
B
PvEではHPを回復するBOSS対策として起用したいところではあるが、ジャングル(トリミングワイルド)のBOSSは受ける回復量増加バフがあるため回復を止めることは困難。
そのため受ける回復量増加の付いていないBOSS相手でないと回復阻害役としての起用は難しく、ほぼ使用される事はない。
PvP評価
A
PvPでは毎秒回復する覚醒ユナやアブラハム、ヒーラー複数編成等の回復力で耐久を図る相手への対策となるほか、敵の火力役の攻撃速度低下などでこちらの耐久を助ける事ができる。特に受ける回復量減少はカタリナのデバフ無効で防げない仕様のため、回復依存の編成が対策できない点が強力。
サポーターであるためクラス相性不利な相手が存在せずクラス特攻の効果を受けないこと、スナイパーでも必中にならない高めの回避、ダメージ減衰+遠距離ダメージ減少+地上ダメージ減少という耐久特化にできる専用装備の存在によって思った以上に耐えることはできる。しかし、あくまでデバッファー兼サブタンクとして実用できる程度の耐久力のため過信はできない。
強み
- 常時維持される回復阻害&火力役への攻撃速度低下
- 受けるダメージ増幅やバフ無効でのサポート
- サポーターなのでクラス相性での不利がない
弱み
- 回復阻害以外に起用する理由がない
- 火力も耐久力も高いわけではないのに前衛として前に出る